§3.1 関数の使い方
KM
bykarutt
2025-07-01
関数を使いこなそう
1. 関数とは何か?
プログラムを書いていると、「同じような処理を何度も書くのが面倒だな」と思うことはありませんか? そんなときに役立つのが「関数(かんすう)」です。
関数は、よく使う処理に名前をつけてまとめておき、必要なときに何度でも呼び出せる“便利な箱”のようなものです。
- 関数のメリット
- 同じ処理を何度も書かなくてよい
- プログラムが短く、見やすくなる
- ミスが減る

2. 関数の基本:定義と呼び出し
関数の作り方(定義)
Pythonで関数を作るには、defというキーワードを使います。
def hello():
print("こんにちは!")
print("Pythonの世界へようこそ!")defは「define(定義する)」の略helloは関数の名前(自由につけてOK)()の中は今は空欄(後で説明):の後は必ずインデント(字下げ)して、関数の中身を書く
関数の使い方(呼び出し)
作った関数は、名前を書いて()をつけるだけで呼び出せます。
hello()
hello()実行結果:
こんにちは!
Pythonの世界へようこそ!
こんにちは!
Pythonの世界へようこそ!3. 引数(ひきすう)とは?
関数に「データ」を渡して、動作を変えたいときはどうするのでしょう? このとき使うのが「引数」です。
引数つき関数の例
def greet(name):
print(f"こんにちは、{name}さん!")nameが引数です(関数に渡す値のこと)
f-string(エフストリング)
f"こんにちは、{name}さん!" のように、fを文字列の前につけると、変数の値を埋め込むことができます。 これを「f-string」と呼びます。 f-stringを使うと、文字列の中に変数の値を簡単に挿入できます。
print("こんにちは、", name, "さん!") のように書くこともできます。
呼び出し例:
greet("太郎")
greet("花子")実行結果:
こんにちは、太郎さん!
こんにちは、花子さん!複数の引数
引数はカンマで区切って複数指定できます。
def introduce(name, age):
print(f"私は{name}です。{age}歳です。")
introduce("ケンジ", 17)4. 戻り値(もどりち)とは?
関数で計算した結果を「返す」こともできます。 この返す値を「戻り値」と呼びます。
戻り値を返す関数
def add(a, b):
return a + b # aとbを足した結果を返す
result = add(3, 5)
print(result) # 8returnは「この値を返します」という意味- 戻り値は、関数を呼び出した場所で受け取れる
まとめ
- 関数は「よく使う処理」をまとめて、何度でも使えるようにしたもの
- 引数でデータを渡せる
- 戻り値で計算結果を返せる
- 自分で関数を作ることで、プログラムがもっと自由に書けるようになる
次の章では、関数を使ったより実践的なプログラムに挑戦していきます!